アラフォー女性のメリット
以下はあくまで私の主観となります。
生き方がほぼ確立されている
アラフォー世代ともなると社会人を10年以上経て、それなりのキャリアを積み重ねています。
勿論20代や30代前比べて多くの様々な経験と知識を持っています。
人それぞれですが、男性顔負けのキャリアを積んで管理職に就いている女性も少なくは無いと思います。私の友人の中には、課長職で営業は若い男性を連れて全国闊歩している人がいたり、独立して自営している人もいます。都心のマンションを購入し、結婚しても現役バリバリ何なら夫より稼いでる!という人も。実家や他人に依存する必要が無くなっている人が多いと思います。
経済的にも精神的にも安定しているので玉の輿!という人は少ないイメージがあります。
年齢を重ねた事により自分の意志がはっきりとしている。
年齢分の経験、知識が積み重ねられたからこそ、自分の意志がはっきりしている印象です。
いいもの、駄目なもの、許せるもの、許せないもの、物や考え方に向ける価値観もはっきりとしています。
良い意味でも悪い意味でもそこがはっきりされているからこそ生まれる弊害もあるようです。
自分がNOと思う物は全部ダメ!という凝り固まった意識がアラフォー婚活を拗らせている一因になっていると私は思います。自分が思う常識は必ずしも100%世間でも常識では無く、たまには逆だってあり得るんです。
人の意見も受け入れる、こういう考えもあるんだなと妥協点を探すそれなりの柔軟性が必要だと思います。
簡単ではないでしょう、だってそこを受け入れると今までの自分を否定する気が…と思うかも知れません。
結婚してからの生活も実はその連続だったりします。色々な価値相違相違に直面する度にお互いのあり方を模索するとう作業の繰り返しです。なのでどこまでその考えを受け入れられるかの適応力が必要とされると思います。
自分も決して例外ではないんだけれど、良い意味でも悪い意味でも、我が強い女性が多いです。それで生きてきて自身があるからこそ、なんだけど結構これが厄介なイメージ。
そうそう、だから私も自分と同等と同じぐらいのレベルで仕事頑張ってる人じゃないと嫌なのよ!元彼もそうだったし!
(気持ちはわかるけど、大卒イケメン年収4桁万初婚がマストなのは…)
健康や美への意識が高い。
私の周りだけではないと思うのですが、アラフォー女性、年齢聞いてびっくりするくらい見た目が若いです。
昔と比べて遙かに基礎化粧品やメイク技術が発達しており、SNSやネットの発達で情報を仕入れて老化を感じさせない人が多いです。あと、整形に対する意識もダイエットへの意識も高く、悲しいかなアラフォー世代ともなると太りやすく痩せにくくなる…のでジムへ通ったりなどの運動する人も多くなりました。その前向きな積極性を是非婚活にも注いで欲しい!!!
健康に関しても積極的に不足分はサプリなどを摂ったり、健康診断も毎年行っていたりと自分を大切にする事への重要性を理解しているからこそ実践している人が多い印象です。だからその積極性を…!(以下略)
でも婚活ではそのご自慢の顔を見られる前に、年齢で切られます。顔を見られる前に選択肢から外されているのです。
年上のオッサンとか無理…!って思われると思いますが、安心してください、貴方が何歳に見られようと、若い頃美どれだけ人だったであろうと、今の貴方もそして私も十分周りからオバさんと言われる年齢にかかっているのです。
これが現実。
メリットがあっても、婚活市場におけるデメリットも
光あるところには必ず影があるものです。
上記3点でメリットをあげましたが、ここで同じ3点デメリットをあげてみました。
1.生き方、思考回路が確立されすぎている。
→自分以外の生き方をして来た人、極端に言えば、働かず世界一周をしてきたような異例のキャリアの人を受け入れがにくくなってしまう。自分が考える「普通」以外の要素を受け入れにくくなってしまう。
周りの声に耳をふさぐだけでなく、反骨心が勝ってしまい私は一人でも生きていける!と新しい事への挑戦する精神も失ってしまいがち。例えば婚活とか婚活とか。
あと自立が過ぎてしまって管理職について離職しにくくなったり、もういい年だからとマンション購入に踏み切ったり寂しいからとペットを飼ってしまったりすると、いざ同棲とかとなると揉める原因にも…。
男性への理想が夢みがちで、現実とかけ離れている人も多いです。ひどくなるといつまでも自分はお姫様思考が抜けないまま大人になった人も。例えばデートは全部奢りが当たり前!男性が乗る車が軽自動車なんてありえない!大卒の私に高卒なんて合わないに決まってる!と凝り固まった思考になってしまいがちです。
あれ…これ……
そそ、まっくすの事笑
でもつきあい始めてからは気にならなくなったのも事実だよ。遠方から来てくれてるんだし奢りはいらない、軽自動車は経済的で良い、まっくすは高卒だったけど理系だから私の知らない事も沢山知ってる。お互いフォローし合えるっていう利点にも気づけたんだよね。
2,同世代の独身男性が少ない。
こればかりはどうしようもないけれど、どうにもできない事実…。
周りは既婚者だらけ、絶対的な分母が少ない。その中で自分に合う人を見付ける宝探しに似た感覚が婚活です。
2020年度時点で、35歳以上の独身男性の割合は約37%、女性は約30%。
この中で結婚をしたいと考えている人、実際婚活をしている人が一体何人いるというのでしょうか。
3.女性は年齢を重ねても健康や美への意識が高い。
利点だらけと思うこの項目も、いざ婚活となると意外と弊害になってしまうのです…。
そう、同年代の男性が全員オッサンにみえてしまう罠にはまってしまうのです。
イケメンだった(過去形)人もいるのでしょうが、だいたいの人が中年になり、お腹が出て髪が薄くなるのです!
でも確かに色々理由はあれどアラフォー男性って外見ではだいたいが、ぶっちゃけさえない印象…(小声)。
皆!目を覚まして!婚活する人全員が五条悟じゃないのよ!!!(声大)
…失礼しました。
え、っと今なら向井理とか?玉木宏とか…?(五条悟がわからない方は是非ググってみてください最高に男前の二次元キャラがいます)
なのでアラフォー婚活女性、同年代男性に絶望して年下男性漁りがち。
私自身、どちらかと言えば年上が好きなので気持ちがわからないのでそれ以上の追求はできませんが…。
いや、ちゃんと年下男性と成婚した方もいますし、選ばれる可能性だってゼロではないのです。
年上好きだってわずかながらいるでしょう、子供を望まない人ならアラフォー世代の女性でもOKでしょう。
だけどわざわざそんな貴重な人を探しだして勝負を賭ける時間は、アラフォー世代には残されていないはずです。
結局のところ
アラフォー世代の女性は根底にある自信から溢れる魅力によって、生き方も外見もキラキラしています。
一応私も平社員は卒業して、週末はショッピング(同人誌)に勤しみ、呑みに行ってオタトークを広げていました。その生活が楽しかったからこそ、変化を望む事は無かったのです。結婚なんてしたら色々制限されて、当時の生活を全て捨ててしまわないといけないと思っていましたから。
だけどそれは間違いでした。結婚してからも、距離ができたので頻度は少なくなったとはいえ、変わらず友人とやり取りしたり飲みに行ったり遠征に行ってます。
結局のところ結婚してみないとわからない事なんて沢山あるのです。
なのに、ネット情報などに必要以上に踊らされて、アラフォーの成婚率は数%だから、とか悲観したり、
どうせ私なんてもう無理ですよと自分で壁を作って踵を返したりと結婚への一歩を踏み出せないまま年齢を重ねていくのです。
悩んでいる今が一番若い時。
若い時の経験は経験として自分の中で大切にして、同時に今の自分を大切にしてあげて。今の自分の価値は貴方の主観だけではわからないんです。
アラフォーにはアラフォーなりの婚活のやり方があります。
自分が動くべき戦場を見極めて、自分の市場価値を理解し、謙虚な心を持ってちゃんと行動すれば自ずと道は開けるものだと私は思います。