私の婚活体験記 6 アラフォー婚活の初デート…これ、デート?

ライダーさんとの初顔合わせはドライブデートでした。


最初から二人きり車で大丈夫!?と今なら思いましたが、そこは恋愛経験値が果てしなくゼロに近いスライムも倒すのがやっとのスキルしかない私。今ほど婚活マニュアル的なものもないので、ドライブデートは危険というのを認識する事も無くあまり深く考えず現地へ向かいました。
(皆さんは初回ドライブとか真似しちゃいけませんよ…!)


指定された駅は互いの居住地の真ん中ぐらいの場所。ロータリーに停められていたのはプリウスのような普通の車。

そして肝心のお顔は…?

あるあるの写真とのギャップは…有りませんでした!(向こうはどう思ったかわからないけれど笑)

あ、そのまんまだ!って感じで。今ほど加工技術が無かったのもありますが、普通にそのままでした。
私好みの浅黒く眉毛が太めで顎がしっかりとしたいわゆるソース顔。
私はドライブということでお見合い制服みたいに気張る必要も無いと、ちょっとよそ向けのTOPにデニムの格好。

まさしくこんな感じ、上はライダースジャケット


ライダーさんはライダーらしく?ジャケット姿でしたが同じようにジーパンとシャツとニットセーター。
本当に普通の普通!!

あこや

でもその「普通」が結構貴重なのはもう少し婚活を進めるとわかることになるとは…。

まっくす

俺はあこやとの初対面は…酷かったよね。昭和のおじさん臭しかしなかったって後で笑われたよ…。

あこや

今となっては笑い話になってるよね。結婚してから私が改造しました。

最初から「すみません、いきなり車を提案して…」と恐縮されてしまいましたが、私は全然気にしませんよ~ありがとうございます~とまぁ脳天気…。

場所は多分琵琶湖周辺だったと思います。ぐるりと一周しながら、車内でお互いの事を話したり、適当な店でランチして、湖畔を散歩してまた車にのって…と。
何しろ初顔合わせだったのでそれなりに緊張するかなと思ったけれど、会ってからはその緊張もほどけました。
緊張が無くなるのはいい事なのですが、私は気付いてしまったのです。


あ、これ職場の人と話してるのと大差ないな。と。


初対面だから仕方ないかと思いながらも、互いの間に作った壁ごしに話している感じ。
プライベートの一番深い所には触れたくない触れられたくない。
そしてあまりにもライダーさんがしっかりとした考えがある「できた」人間すぎて、私が素を出したら絶対にこれは引かれる…という恐れがあったからこそ余計に。まして特殊であろうオタク趣味の事を受け入れてくれるだろうかという危惧がどうしても心の中にありました。

バイクの趣味はわからない、けれど受け入れられない趣味ではない。レースアニメが好きだったから車は好き。
何より、ライダーさんと同じように旅行は私も好き。オタク聖地巡礼とかじゃなく純粋に旅行好き。

でも私の趣味は…


プロフィールに書いているゲームの事は特に突っ込んでこなかった。
別にいいと思われてるのか、触れられない趣味なのか…。
でもライダーさん、理解できない趣味を受け入れるのは時間かかりそう、とその時なんとなくは感じていました。

気がついたら朝までとかしょっちゅうデス、実は今も…笑

色々考えても考えるだけ無駄だなと思ってその時はとりあえずライダーさんの事を知ろうと必死になってました。
なので、何を食べたとか覚えていません。あ、でも食事じゃ奢って頂きました。
今でこそ奢り奢られ論争がありますが、当時の私は結構どうでもよく、奢って貰ったら次のお茶の時払いますね!というスタンスでした。なのでその時もカフェは奢る形でした。

こうして初対面はほぼ恋愛的には無味無臭で、胸を躍らせるときめきも、こんなはずじゃなかったというがっかりも無く。どちらかというと職場の人と休日にあったという感じでした。
婚活で大切であろう、この人と生活するとどうだろう考えにはまだ至らず。
でも、嫌では無かったし、次会いましょうと言われても素直にはい、と答えられる相手でした。

結婚どころか、それ以前のお付き合い、とか恋愛とかの最初ってこんなのだっけ?経験値の少なさから生まれる疑問に答えてくれる人はいません。
婚活中とは誰にも言っていなかったので、アドバイスくれる人もいません。

なのでこの後が私が犯してしまう過ちを誰も、そして自分自身も予測はできませんでした…。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次